坂本龍一 | 音を視る 時を聴く

東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」に行ってきました。

事前にかなりの混雑とのネット記事を見ていたので、平日にもかかわらず開場の30分前から並びましたが、
なんとか入場制限にかからず、じっくり鑑賞することができました。

どの展示も素晴らしかったのですが、特に印象的だったのは《async–immersion tokyo》というインスタレーションです。
アルバム『async』にあわせてつくられたインスタレーションの没入感が素晴らしく気づいたら1時間近く見てました。

晩年のアルバム『async』や『12』はポップさを排除していて、ともすれば重たい印象をもっていましたが、
インスタレーションとあわせて聞くことで音の美しさが際立っていました。

気づけば2時間半も滞在していた。

来館者は50代、60代の方が多かったが若い方や海外の方も多く、中国系の方がアナログをいっぱい買いこんでいるのが、印象的でした。

幅広い世代の方が来場されていて、教授の音楽が世代を超えて愛されていることを実感しました。

来月3月28日に三回忌を迎えるわけですが、今回の展示を通してようやく教授の不在を実感することができた気がします。

この展覧会を通して、改めて教授の音楽と存在の大きさを感じました。

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